
プログラミング体験イベント「ヨッシーラボ」が今月、ヨッシーラボ(宮崎市宮田町)で開催される。主催はモーゲンテック(同)。後援は宮崎県教育委員会。
4月に同社が始める新事業「ゲームプログラミング教室 ヨッシーラボ」による、プログラミング体験イベント。同教室では、「小学生のプログラミングの入り口」を目指し、ゲームの開発から販売までの過程を学ぶことができる。
モーゲンテックの吉松大志社長は、宮崎情報ビジネス専門学校(広島)やベネッセなどでクリエーター講師を務めるほか、宮崎市の繁華街・ニシタチの祭りをバーチャル上で再現したイベント「バーチャルニシタチ夜市」、「まつりえれこっちゃみやざき2023」のメタバース空間の開発なども行ってきた。
当日は、PCやタブレットでオリジナルゲームを開発し自宅に持ち帰ることができる。キャラクターやゲームのコース、アイテムなどオリジナルのアイデアを形にできるという。吉松さんは「多くの子どもたちを指導する中、成長するにつれて自分の好きなことや興味が固定化されやすいと感じる。だからこそ、幼い頃から知的好奇心を育てる場が必要だと思った」と話す。「私も幼少期からゲームが好きでパソコンを触ることも多かったが、学ぶ場所がなかった。そうした過去の自分に向けての取り組みでもある」とも。
吉松さんは「幼い頃は何かを作って公開することに恥ずかしさや抵抗感があった。作ること、発表することの尊さやハードルをなくせたら」と意気込む。「ゲームに没頭する子どもに悩みを持つ親も多いと思うが、子どもはプレーすること以上の楽しさを知らないだけ。作ることの面白さを伝えるのと同時に、子どものプログラミング学習につながれば」とも。
開催は3月17日・19日・21日・24日・26日・28日の、16時30分~18時、18時30分~20時。対象は小学2年生~6年生。定員は各部18組。参加無料。タブレットまたはPCの持参が必要。