カフェとリラクセーションサロンを併設した「ancle(アンクル)」(宮崎市大淀4)がオープンして、11月21日で1カ月がたった。
近藤武志さん・薫さん夫婦が営む同店。武志さんの還暦を機に、「したいと思うことは、まずはやってみよう」と開業を決意したという。
カフェ担当の武志さんは「食で人を喜ばせたい」との思いから、これまでに食べ歩きなどをして構想を練ってきた。カフェのコンセプトは「体に優しいものを提供すること」。砂糖や塩などの調味料も「厳選している」という。
グルテンフリーの「薬膳トマトカレー」(850円)は、ショウガをたっぷり使いターメリックライスで提供。「トマトとタマネギなどの野菜もたっぷり使い、スパイシーだけど辛すぎないのが特徴」と武志さん。ほか、名古屋で展開するベーカリー「パンドール丸武」の食パンを使ったホットサンド(700円)やワッフル(450円)などを用意。コーヒーには、福岡の職人が焙煎(ばいせん)する「豆香洞」のコーヒー豆を使う。「一杯ずつ丁寧にいれ、酸味の少ないスッキリとした飲みやすいコーヒーを提供している」と武志さん。
サロンはカフェに先立ち10月12日にオープン。約30年間、化粧品関係の仕事に携わってきた薫さんのキャリアを生かし、さまざまなメニューをそろえている。カウンセリングで話を聞き、漢方と火山泥を組み合わせた湿布やアロマを使う。
近藤さん夫婦は「高齢の方も若い方も、誰もが気軽に寄れるようなスポットになれたら」と話す。
営業時間は、カフェ=11時~17時、サロン=10時~19時。サロンは要予約。