子育て世代の親子が交流し合える拠点「親子が交わる仮想のまち OYAKO CITY(オヤコー・シティー)」(宮崎市大淀3、TEL 080-3476-8163)が南宮崎駅前商店街アーケード内に開設されて、10月21日で1カ月がたった。
「親子が交わる仮想のまちづくり」をコンセプトに、戸越正路さんが発起人となり仲間と共に開いた。同じ悩みを抱えている親同士がつながり、協力し合える環境や、子どもたち同士がつながり楽しい時間を過ごせるような拠点づくりを目指す。子育て中の親と子に「より良い育ちと学びの環境」を整備し提供するほか、南宮崎駅前商店街のにぎわいの創出を目的にイベントなども開いていく。
戸越さんは「親と親、子どもと子どもがつながれば、子どものいる暮らしはきっと楽になる。子育て世代が思う『あったらいいな』を実現する仮想のまちを作りたいと思った」と話す。
シアン、マゼンダ、イエローの3色でデザインしたロゴマークには「全ての色がこの3色の組み合わせによって生まれているように、この場所から親子のコミュニケーションを育むためのたくさんの遊びが無限に生まれ、彩りあふれるまちを築いていきたい」という思いを込める。
同日行われた「発足式」では、同拠点の「市長」に就任した、子ども英語教室を運営する武田多佳子さんらが登壇するトークショーや「こども市」「おやこ会議」などを行った。
10月27日には、「おやこ会議」でアイデアが生まれたハロウィーンイベント「ゴミおばけファッションショー&パレード」を開催。商店街や家庭で出るごみで制作した仮装衣装のファッションショーや、南宮崎周辺でのパレードを行う。
11月23日には「出張こども市@街中ピクニート」、12月にはクリスマスイベントも予定する。