青島神社（宮崎市青島2）で10月12日、夜間ライトアップが始まった。

元宮への入る口となる絵馬のエリアは赤を基調に

　宮崎市観光協会が中心となって進める、インバウンド需要創出を主眼とした青島の取り組み「NIGHT EXPERIENCE AOSHIMA TIMELESS MOMENT」の一環として実施する夜間ライトアップ。レストラン「LDK」でのディナー体験や、青島ビーチパークで提供するカクテルとサンドイッチなど食のイベントをはじめ、青島神社宮司の長友安隆さんが案内する青島島内ツアーや雅楽、神前神楽鑑賞などの体験企画と併せて企画した。

　長友さんは「島内植物への影響を考え、ライトアップを行ったことはなかった。県内観光地のナイトタイムエコノミーの可能性を追及したいという市の観光協会の願いに応える形で取り組むことを決めた。ライトには、虫を集めにくいLEDライトを使っている」と話す。

　例年夏に行っている青島神社参道脇の植物園「宮交ボタニックガーデン青島」の夜間ライトアップも、同企画に合わせて秋に実施。青島各所をライトアップすることでの相乗効果を狙うという。

　点灯時間は17時～21時（この間は島内への立ち入りも可能）。入場無料（一部有料日有り）。11月17日まで。