ダンスワークショップ「躍動するカラダ、踊るココロ」が7月13日、「天空カフェ ジール」(宮崎市加江田)で開催される。
「躍動するカラダ、踊るココロ」のチラシ(写真提供=宮崎県立芸術劇場)
宮崎県立芸術劇場が主催する「アートな学び舎2024」の一環で行うワークショップ。同プロジェクトでは、「舞台芸術に触れる最初の一歩の場が少ない宮崎で、多くの県民が貴重な体験をする機会にしたい」という思いから、第一線で活躍しているアーティストを招きワークショップなどを開いている。「舞台芸術と聞くと『演技をする』というイメージが強いが、身体表現という部分ではダンスも舞台芸術の大きな要素と考え取り組んでいる」という。
講師となるダンサー・振付家の辻本知彦さんは、シルク・ドゥ・ソレイユに起用された初の日本人男性ダンサー。2011(平成23)年からは「Michael Jackson The Immortal World Tour」に参加し、27カ国485公演に出演。NHK2020応援ソング「パプリカ」の振り付けを手がけるなど、舞台・ドラマ・CM・MVなど数々の作品で振り付けを担当している。
今回のイベントでは、辻本さんからの提案も取り入れ、開催場所や料金設定、参加可能人数など「工夫した」という。申し込み記入欄の応募動機には、あえて字数制限を設けないことで「参加者について事前により知っておきたい」という意図がある。
企画広報課の青栁竜郎さんは「当カフェのような自然の中にある開放的な空間で、辻本さんのワークショップを受ける機会はなかなかない。一人でも多くの人に体を動かすことの楽しさを味わってほしい」と話す。
開催時間は10時~12時。参加費は、一般=1,500円、高校生~大学生=800円。募集人数は30~40人程度(応募者多数の場合は書類選考)。参加対象は高校生以上、ダンス経験不問。締め切りは6月30日。申し込みは同イベントサイトを要確認。問い合わせは宮崎県立芸術劇場企画広報課(TEL 0985-28-3208)まで。翌14日は延岡市の野口遵記念館でも開催。