農産物直売所「めしんせ屋」(日南市吾田東10、TEL 0987-23-7011)が日南市に移転オープンして、2月4日で半年がたった。
2022年12月まで飫肥で営業していた同店。経営する田中良朋さんが田中書店の社長を引き継いだこともあり、昨年8月4日、吾田東の田中書店内に移転オープンした。田中さんは「宮崎の方言で『ご飯のおかず』という意味で使われる『めんしせ』という店名を基調に、年配の方々にも好まれる味付けや内容の総菜・弁当づくりを目指している」と話す。
同施設では、1カ月に250ほどの生産者が、おのおののペースで野菜や果物、生花、鮮魚などを出品しており、登録団体は約700。敷地内の調理室では、旬の食材を使った弁当や総菜を製造し、店舗で販売している。「弁当・総菜の購入は10時~12時ごろの来店がお勧め」と田中さん。
「今後は調理スタッフを増やすなどして、製造量を増やしていきたい。より幅広い世代の方々に立ち寄ってもらえるよう、デザートやサンドイッチなどの開発も進めていきたい」と意気込む。
営業時間は8時~20時。年末年始のみ休業。