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西都に「お菓子屋 彩」 高3の店主が幼少時からの目標かなえる

開店祝いの花に囲まれる中、シフォンケーキを薦める久保浦彩奈さん

開店祝いの花に囲まれる中、シフォンケーキを薦める久保浦彩奈さん

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 洋菓子店「お菓子屋 彩(いろどり)」(西都市小野崎1)が12月6日、オープンした。

毎日8種類がそろうシフォンケーキ

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 店主で高校3年生の久保浦彩奈さんは、「幼少時からお菓子作りが好きでレシピ開発の時間を取るため、通信制の高校に進学した。市内中心部の立地や広さなど自分が気に入る物件を見つけ、幼少時から目標としていた学生のうちの開業に至った」と話す。

 「自分好み、かつ、客観視しておいしいと思ってもらえることを目指し、1000回以上試作を重ねた」というシフォンケーキは「プレーン」(170円)、「チョコチップ」「紅茶」「コーヒーマーブル」「抹茶マーブル」「バナナ」「チョコバナナ」「チョコチップ」(以上190円)の8種類を用意。「バスクチーズケーキ」(300円)、「とろ生ぷりん」(250円)、「2層コーヒーゼリー」(220円)は常時用意するほか、日替わりメニューとして「カヌレ」(250円)を用意する。イートインカフェコーナーは「落ち着いた雰囲気を目指した」と久保浦さん。

 ドリンクは現在「コーヒー(ホット・アイス)」(150円)のみだが、「今後はソフトドリンクの提供のほか、シュークリームの販売も予定する。余裕が出てきたら、リクエストの多い生クリームなどのホールケーキも販売したい」と意気込む。

 「私が高校生ということで興味を持ち来店してくれる人もいる。学業との兼ね合いもあり、私は14時までの接客。残りの時間は母に手伝ってもらっている。卒業後は独り立ちする」と話す。

 営業時間は11時~18時。月曜・火曜定休。

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