宮崎市内の創作料理店「水色（すいしょく）」（宮崎市橘通東3、TEL 0985-29-3875）が11月1日、オリジナルドレッシングを発売した。

ディップのソースとしても使うことができる

　10月で4周年を迎えた同店。店の真向かいに宿泊施設「ホテルメリージュ」が建つことから、出張などで宮崎を訪れた県外からの客が多い。店主の上田新次さんは「県外からのお客さまに宮崎の食の魅力を知ってほしいと、チキン南蛮などの郷土料理を取りそろえたり、使う食材も県産のものにこだわったりと工夫している」と話す。

　11月1日に店頭で販売を始めたドレッシング「OIL EAT DRESSING（オイル イート ドレッシング）（200グラム＝800円、100グラム＝500円）はココナツオイルを使ったオリジナル商品。「ココナツオイルが健康にいいと聞き、何かメニューに取り入れられないかとドレッシングを考案した。サラダだけでなく、ソースとして他のメニューにも添えて提供したところ評判が良く、お客さまから商品化を希望する声があり、それに応えたいと思った」と上田さんは商品化の経緯を話す。

　ドレッシングは「食べるドレッシング」をコンセプトに、素材の食感を残すため、宮崎県産のニンジンをミキサーにかけ、玉ネギ、ココナツシュガーなどで作った。「いろいろなメニューに合うように作りたかったので、酸味が強すぎないよう何度も試作を重ねた」と上田さん。ドレッシングに使うココナツオイルも「独特の臭みのないものを厳選した」という。

「ココナツオイルは24度以下になると固まってしまうため、少し手で温めて使うのがお勧め。ココナツオイルはクセのあるものも多いが、当店のドレッシングはそれが気にならないように仕上げている。ぜひ家庭で楽しんでもらえれば」とも。

　営業時間は11時30分～14時、18時～。日曜定休。