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都城に展示スペース「アンモナイトギャラリー」 アーティストが集える場に

ギャラリー内の様子。五十川和彦さんの作品展

ギャラリー内の様子。五十川和彦さんの作品展

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 都城のアトリエ「美術研究所『東町工場』」に隣接する展示スペース「Ammonite Gallery(アンモナイトギャラリー)」(都城市東町)がオープンして半年がたった。

ギャラリーの入り口

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 美術研究所「東町工場」は、都城市立美術館(同市)の元学芸員・原田正俊さんと、都城・三股地区在住の4人のアーティスト・桑畑泰三さん、阿部健二さん、五十川和彦さん、河野宗平さんによる共同アトリエで、元工場の建物を改装したもの。2017(平成29)年に開催された市立美術館のイベント「メッセージ展」で、現代美術家・島嵜清史さんの作品展示のサテライト会場となったことをきっかけに、2021年5月からアトリエとして利用していたが、今回、「アーティストが集える場所をつくりたい」と原田さんが壁やドアを作りアトリエの一部を展示スペースとした。施設面積は16.5平方メートル。

 同展示スペースでは既に5回展示会を開いており、10月にメンバー4人の作品を展示した「プレオープン展」、11月に藤浩志さんの「御池の理由’S展」を開催し、その後も、12月に阿部健二さん、2月には河野宗平さん、3月から4月にかけては五十川和彦さんの作品展を開催。4月27日から5月28日までは桑畑泰三さんの作品展を開催中。「アートのある生活を送ってもらえるように」と、家庭で飾れるような作品を展示・販売している。

 原田さんは「年齢や作風の異なるメンバーで創作活動をしている。手頃な広さのスペースなので美術館にあるような大きな作品の展示ではなく、自由に展覧会ができる。今後は自分たちがキュレーションして地元の作家への展示スペースの貸し出しなども考えていきたい」と話す。

 スペースの営業時間は木曜・金曜・土曜・日曜の12時~18時。

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