古民家カフェ「ハルとツキ.」(小林市野尻町東麓、TEL 070-2152-0555)がオープンして1カ月がたった。
ランチセット。ミートボールにはタイムを入れるなどハーブを活用している
ハーブや薬草の生産が盛んな同地域。店主の富満千晴さんは「ハーブコーディネーター」「ハーブ学習指導員」の資格を取得し、ハーブの一種であるレモングラスを使ったワークショップなどを開催してきた。富満さんは「母がハーブ好きだったことから幼い頃からハーブは身近な存在だった。ハーブの産地であることがあまり知られていないことにもどかしさを感じていた」と話す。
同店では近隣の農家で生産されたハーブやスパイス、野菜を使ったメニューを提供しており、ランチメニューは半月ほどで更新している。ランチの価格はドリンク付きで1,300円。ドリンクは無農薬栽培のハーブを使ったハーブティーをメインに扱う。ブレンドティーのほか「ブラックペパーミント」や「カモミール」「レモンバーベナ」(以上500円)などのハーブティーもそろえる。「ドライだけでなくフレッシュハーブを使うことも多い」と富満さん。店頭では野菜やフレッシュハーブの販売も行う。
富満さんは「今後はワークショップなども開催して、多くの人がハーブに触れるような機会をつくっていきたい。『小林といえばハーブ』と思ってもらえるようブランドを確立していけたら」と意気込む。
営業時間は11時30分~17時。水曜・木曜・毎月1日定休。