都城に「ベーカリーMoi(モイ)」(都城市都島町、TEL 080-5450-7996)が1月10日、オープンした。
店主は児童福祉施設の運営も行っている温水智久さん。「パン店も児童福祉施設も根っこは同じ。みんなが楽しく笑顔でいられるような循環型の社会をつくっていきたい」と話す。店名の「Moi」はフィンランド語の「こんにちは」というあいさつに由来し、地域の楽しい交流の場にしたいという思いを込めたという。
コンテナを連結させた店舗は「ワタヤ製作所」(都城市高城町)が施工し、店内は白い壁と木目を基調とした温かみのある明るい雰囲気に仕上げた。テイクアウト用の外カウンターでは飲み物やパンを提供し、店内にはイートインコーナーを設ける。
デンマークの「メープル・ピーカン」(270円)、フランスの「ミニアップルショーソン」(110円)、マレーシアの「あんこ・ギュッフェリ」(250円)、ドイツの「カイザーロール」(100円)など世界各国のパンを用意する。ランチメニューにはドリンク付きで「エッグベネディクト」(単品810円、プレート1,000円)、「クロワッサンサンド」(700円)などもそろえる。カイザーロールの上にベーコンと卵がのる「エッグベネディクト」は店長の風祭英彦さんのお薦め。飲み物は、コーヒー、カフェラテ、紅茶(以上350円)などを用意。温水さんの奥さんの仕入れによる北欧雑貨も販売する。
温水さんは「当店がこの地域の彩りとなり、地域活性の相乗効果を見込めれば」と期待する。
営業時間は7時~19時。水曜定休。