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宮崎で「身近な生き物と環境展」 昆虫食の自販機も

グッピーとネオンテトラを描いた写真撮影スポットの前に並ぶ(左から)日高由貴主査と濱田洋輔技師

グッピーとネオンテトラを描いた写真撮影スポットの前に並ぶ(左から)日高由貴主査と濱田洋輔技師

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 宮崎の「大淀川学習館」(宮崎市下北方町二反五瀬、TEL 0985-20-5685)で現在、「身近な生き物と環境展」が開催されている。

高タンパク質で未来の食糧危機を救うスーパーフードとして、近年話題になっている昆虫食の販売機

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 同展では「みずの生き物編」「昆虫食編」の2つの企画を用意。廃材を活用した水槽の展示や昆虫食についての解説など、SDGsにも関連した企画となっている。同展を担当する濱田洋輔技師は「SDGsに関する2つの展示を同時に行うのは初の試み。それぞれの生物に解説や映像、写真、イラストを用意した」と話す。

 「みずの生き物編」ではカメ4種類とメダカを含めた魚11種類をそろえる。メダカやカメの育て方、廃材を使う水槽の作り方なども展示する。

 「昆虫食編」では昆虫食のパネル解説と、現在販売されている加工品を展示する。タガメのサイダーやコオロギのコーヒーやうどん、宮崎県産オオスズメバチの幼虫・サナギ・成虫をへべすしょうゆで味付けした「煮干し」などが並ぶ。昆虫食の販売機(1回=500円)も用意。コオロギ(小、黒、スパイシー、トムヤムクン、ココナツセサミ、チョコ)、カイコ、サソリ、トノサマバッタ、ミルワームの10種類がそろう。

 担当の日高由貴主事(高ははしごだか)は「販売機の昆虫食は、食べやすく形や味を整えたものとそのままのものがある。何が出るか楽しんでほしい」と話す。

 開館時間は9時~16時30分。月曜休館。入場無料。12月11日まで。

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