都城の「クッキングスタジオ美菜味」(都城市早鈴町)で11月9日、「プロから学ぶお魚料理教室 ヤマメご膳~津本式~」が開催される。
「JA都城南部支所」に併設されている同施設。クッキングスタジオ担当講師の加々美亜歌根さんによる、地元産食材を活用したスイーツや親子での料理教室を毎月4、5回開催している。今回の講師は、JA都城の関連会社「協同商事」が運営する「朝霧の里みやこんじょ 直売所ATOM」(同市)の大山直和鮮魚課長。ゲストにヤマメ養殖場「しゃくなげの森」(三股町)の池辺美紀さんを迎える。
大山さんは今年6月から講師を担当。新型コロナ感染拡大によるスタジオの休止期間を経て11月から再開した。来年3月までに数回の講座を予定している。大山さんは20年以上鮮魚の担当をしており、「直売所 ATOM」では「しゃくなげの森」から届く「尺ヤマメ」と呼ばれる1尺体長33センチ以上のヤマメを使う店頭販売用のすしなどの調理を担当している。当日は、熟成魚を作る魚の処理方法「津本式究極の血抜き」をはじめ、さまざまな魚をさばく技法を披露。参加者に魚の調理法を伝え、質問に答えながら料理する。
大山さんは「『畜産王国』といわれる都城に魚文化をつくりたいと思い魚をおいしく身近に感じてもらえるよう活動している」意気込む。冬休みには親子での料理教室を予定している。
開催時間は10時~13時。参加料は2,500円。申し込み締め切りは10月26日。予約・問い合わせは「JA都城 組織生活課」(TEL 0986-38-6698)まで。