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宮崎のメキシコ料理店「San Barco」が営業再開 本場のトルティーヤを再現

ランチの定番メニューであるタコスセット(画像提供:「San Barco」)

ランチの定番メニューであるタコスセット(画像提供:「San Barco」)

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 メキシコ料理店「San Barco」(宮崎市青島2)が営業を再開し2カ月がたった。

店主の大上良輔さん

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 店主の大上良輔さんは、店を閉じていた3年半の期間にアメリカ南西部やメキシコに行き料理人を訪ねた。「本場の料理を食べるうちに、メキシコ料理にはトルティーヤのおいしさが欠かせないことに気付いた。メキシコのバハ・カリフォルニアという街で食べたエビや魚などの海産物のタコスがおいしかったため、営業再開に伴い新たにメニューに加えた」と話す。

 メニューは、「タコスセット」(1,200円)、「タコライス」「マンゴーチキンライス」(以上1,000円)などを用意。トルティーヤはメキシコから輸入した乾燥トウモロコシを使い、「ニシュタマリゼーション」というアルカリ処理工程で栄養価を残し、石臼でひいて生地を作っている。

 大上さんは「メキシコの伝統製法や食文化を尊重しつつも、宮崎の食材を生かすことで『日本のタコス』というオリジナル性を追求している。タコス以外のメニューにも、小林のスイートコーンや日南のカツオなどを使っている」と話す。

 営業時間は11時45分~14時30分、18時~21時(いずれも売り切れ次第終了)。

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