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宮崎で「サーフィン×職人」移住トークイベント 新市政「公民連携」施策第1弾

(左から)宮崎市公民連携推進室室長の鶴岡さんと崎原さん

(左から)宮崎市公民連携推進室室長の鶴岡さんと崎原さん

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 「サーフィン×職人」をテーマにしたオンライン移住トークイベント「SURF WORK 職人ver. IN宮崎」が6月20日、開催される。

「SURF WORK 職人ver.IN宮崎」のチラシ

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 2月6日から市政を担う清山知憲市長が就任早々取り組んできた「公民連携」施策の第1弾として、サーフィンをしながら働く「サーフワーク」をテーマにしたクロストークを行う。主催する「美想空間」の鯛島康雄さんは「建築系の職人は一般的に時間の自由が利きにくく、サーファーが選びにくい職業。しかし宮崎はほかのエリアとは異なり、建築会社の社長自身が熱心なサーファーで仕事と両立している人が多く、制度を整えている会社もある。全国にいるサーフィン好きな職人に向け、彼らに宮崎のこうした環境を伝えられれば、会社にとっても職人にとっても良い出会いとなると思う」と話す。

 当日は、ファシリテーターを務める鯛島さんのほか、「竹村工務店」の竹村晃一さん、職人の先輩移住者として2016(平成28)年に岡山からサーフィン移住した、内装や店舗ディレクションを行う高畑亮さんが登壇。そのほか「宮崎市移住センター」のコンシェルジュが宮崎の移住者支援情報などを紹介する。

 企画に携わる宮崎市公民連携推進室室長の鶴岡修さんは「市民ニーズが多様化する中で、民間の視点や発想、専門性、ノウハウを生かし、民間主体での行動を促すと同時に、それを行政が法制やインフラ領域でサポートする循環が必要とされている。そうした背景もあり、民間と行政とがそれぞれの強みを生かす形で社会を発展させる公民連携の総合窓口『みやざきCITY PORT』も設置した。今回のような独創性のある試みをどんどん提案してもらいたい」と話す。

 鯛島さんも「技術継承を担う職人不足に悩む工務店と、宮崎市を発展させる移住者を増やしたい宮崎市、充実した職場に恵まれつつサーフィンなどの移住の目的を満たしたい移住検討者の3者にとって良い循環が生まれれば」と期待を寄せる。

 開催時間は19時~20時。視聴無料。専用サイトのイベントページからLINEで友達申請し、申し込む。開催地であるソーシャルシェアハウス「アオシマアパートメント」(宮崎市青島2、TEL 080-3450-5229)での現地参加も可能。

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