宮崎市の繁華街・ニシタチに「Bar こはく」（宮崎市中央通1、TEL 070-8510-5846 ）がオープンして半年がたった。

（左から）キウイ、パイナップル、ストロベリーを使ったフルーツカクテル

　昨年11月1日にオープンした同店。オリジナルのカクテルをはじめ、季節ごとのフルーツカクテルや洋酒を使ったフローズンカクテルなどを提供する。店主の日高萌絵さんは「洋酒をメインで扱っているので、琥珀（こはく）色をイメージして店名を決めた。漢字で『琥珀』だと少し堅いイメージがあるので、気軽にお店に入ってもらえるように平仮名で『こはく』にした」と話す。席数はカウンター8席、6人掛けソファ1席、4人掛けソファ1席。

　昨年5月に前職のグランドスタッフの仕事を辞めた後、宮崎と福岡を行き来しながらバーテンダーの勉強をしたという日高さん。「元々グランドスタッフの仕事をしながらキャビンアテンダントを目指していたが、昔からバーが好きで、バーテンダーをやってみたいという思いもあったので開店に踏み切った」と話す。

　メニューは、モスコミュールをアレンジしたカクテル「シアトル・ミュール」（900円）や季節のフルーツカクテル（900円～1100円）、ほかにもオリジナルカクテルなどを用意している。日高さんは「お客さまは40代～60代の男性と、インスタグラムを見てお店に来てくれる若い女性が多い。1杯飲むだけでもいいので、気軽に来てほしい」と話す。

　「将来的にはカクテルコンペにも出てみたいが、まだまだ未熟なので、お酒の知識やバーテンダーとしての技術などをもっと磨いていきたい。お客さまにカクテルを褒められると、自分のことを褒めていただけたようでうれしい。バーで流れる音楽や照明、おしぼりの香りには店主の思いや趣味が詰まっている。そういう所も楽しんでほしい」とも。

　営業時間は19時～25時、日曜定休。