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宮崎のロボットベンチャーがピーマン自動収穫ロボットの最新モデル発表

ロボットのアームがピーマンを収穫する様子

ロボットのアームがピーマンを収穫する様子

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 農業ロボットを開発する「AGRIST(アグリスト)」(新富町富田東1)が4月28日、ピーマン自動収穫ロボット「L」を発表した。

ピーマン自動収穫ロボット「L」の最新モデル

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 同社は「テクノロジーで農業課題を解決する」をミッションに掲げ、2019(平成31)年10月に設立。同ロボットは、搭載するカメラでピーマンの位置を把握し、付属のアームで収穫する。経営企画部の小田晋也さんは「何度も試行錯誤を重ねる中、カメラがピーマンの位置を把握してもアームが機能的に届かない場所があることや、ロボットが間違えて枝や葉まで切ってしまうことが大きな課題だった」と話す。

 旧型からの大きな変更点は3つ。直線的な動きしかできなかったアームに3点の関節を設けて収穫範囲を拡大した。また、ロボットの正面しか探索できないカメラのほかに、一度に広範囲を探索できるカメラを追加した。加えて、AIによる枝切り回避機能を搭載し、ピーマンではないと判断した場合に動作を中止するようになった。同社の黒木康成さんは「新機能により、収穫スピードは約2倍になった。収穫を楽にしたいという思い以上に、農業はもうかるということを未来の若者にアピールしたい」と話す。

 現在、ピーマンのほかにもキュウリの自動収穫ロボットの開発も進めている。小田さんは「今後は収穫できる品種を増やして、市場拡大していきたい」と話す。

 「L」のレンタルサービスは今秋から開始予定。3年間のリース契約で、料金は150万円(税別)。

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