ブッシュクラフト型たき火カフェ「B-fika(ビーフィーカ)」(宮崎市池内町、TEL 090-5384-2801)がオープンして2カ月がたった。
2月1日、野菜直売店「アイタビ」の敷地内にオープンした同店。元教師でJBS認定ブッシュクラフトインストラクターの藤崎善樹さんが運営する。藤崎さんは「生活が便利すぎると自然界と人間は離れていくと感じている。自然が与えてくれるものとつながるきっかけ作りをしたいと思い、昨年12月からさまざまなスタイルを模索しながらプレオープンしていた」と話す。これまで、参加者がナイフで小枝を細かく削る「バトニング」を行い、メタルマッチを使って着火後にたき火を楽しむ体験会や子供向けブッシュクラフトスクール、防災と組み合わせたイベントなどを行ってきた。
カフェでは串をたき火にかざして気軽に楽しめる「焼きマシュマロ」(300円)、器具に直接コーヒーと水を入れて沸かしてつくる「焚(た)き火コーヒー」、季節の素材や藤崎さんが集めたヒノキや松葉、ヨモギなどを使う「野草茶」(各2~3杯=1,000円)などを用意する。カフェでは布と木とひもを組み合わせた「Aチェアー」や丸太のテーブル、タープを用意する。
藤崎さんは「たき火の材料は私が裏山で集めている。お茶やコーヒーを淹れるなど一連の作業を、なるべく自分でやってもらう体験型カフェで景色を楽しみながら五感で感じてほしい」と話す。
営業時間は、予約状況やイベント開催の有無によって変動する。詳細はインスタグラムで発信する。