「南国フルーツ青果店」(宮崎市内海、TEL0985-72-8550)が3月19日、リニューアルオープンした。
宮崎県産フルーツジャム。(左から)パイン、ブルーベリー、パッションフルーツ、マンゴー、日向夏
昨年6月10日にオープンした同店。昨年9月の台風14号の大雨の影響で、土砂災害が起き、営業停止を余儀なくされていた。店主の切金成人さんは「土砂崩れで店の壁がつぶれ、穴が開いた。土砂が入り、商品などが全て使えなくなった。最初は掃除から始まり、どう再開していこうか試行錯誤を続けた」と振り返る。一部を取り壊し、改築などに数カ月かけ再開にこぎ着けた。
リンゴ、ミカン、キウイ、パイナップルなどの果物やゴボウ、サニーレタス、ズッキーニ、ナスビ、大杉シイタケ、タラノメ、ブロッコリー、ソラマメなどの宮崎県産野菜を陳列。いろいろな果物を少しずつ食べたい人向けにカットフルーツも並べる。直営の農家から仕入れるミカン「せとか」や、イチゴの「やよいひめ」「星の煌(きらめ)き」も販売。価格は仕入れにより異なる。地方発送やネット販売も行う。
低温真空調理釜で素材の味を崩さず作ったという、県産フルーツのジャム5種(パイン、ブルーベリー、パッションフルーツ、マンゴー、日向夏、各690円)も用意する。
リニューアルに伴い、事務所跡にフルーツパーラーを併設。購入した商品を食べることができるほか、今後は、「フレッシュフルーツジュース」「スムージー」「フローズンヨーグルト」「アサイーボウル」などのドリンクを提供予定。開始時期はインスタグラムで告知する。
切金さんは「全国の人に店の存在を知ってもらえるよう、新鮮でおいしい、宮崎ならではの商品を提供していきたい」と話す。
営業時間は11時~17時。定休日はインスタグラムで告知する。