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宮崎の洋菓子店「bake wood」が移転 ショーケースから焼きたてを提供

ラベンダーフロマージュ

ラベンダーフロマージュ

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 洋菓子店「bake wood(ベイクウッド)」(宮崎市福島町3)が2月25日、移転オープンした。

フリアン

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 店主の岩切亘平さんは製菓専門学校を卒業後、洋菓子店で8年修業し、2016(平成28)年4月、宮崎市大塚町に出店。「お客さまが商品を選んで取るスタイルを採用していたが、コロナ禍で袋に入れて並べるようになり、焼きたては冷まさなければ提供できなくなってしまった。そこで、焼きたてを提供できるよう、対面式ショーケースを置ける広い店に移った。お客さまから注文を受けて、こちらで袋に入れて渡すようにしている」と話す。

 店内には生菓子を約20種、焼き菓子を約30種用意する。ケーキのお薦めの「フリアン」(605円)は、ピスタチオとフランボワーズのムースで、岩切さんの修業時代から作り続けているメニュー。「ラベンダーフロマージュ」(486円)のラベンダーの紫は、着色料を使わず天然のハーブの色で抽出する。「ムラングシャンティー」(518円)は、ザクザクした食感のメレンゲと高脂肪生クリームを使ったフランス菓子。

 焼き菓子は、アーモンドとチョコチップを入れた「サブレディアマン」や、「フィナンシェ」「スペキュロス」(以上173円)、ラム酒とレーズンを入れた「ケークラムレザン」や、マカダミアナッツ、クルミを入れた「ブラウニー」、フランスの伝統的な焼き菓子の「カヌレ・ド・ボルドー」(以上270円)、オリジナルスコーンに、あんこと岩塩、フレシュバターをサンドした「あん塩バターのスコーン」(432円)などを用意する。焼き菓子セットの「ギフト」(M=4,050円、S=2,278円)、「boxギフト」(2,050円)も提供する。

 そのほか、フランスの総菜で、パイ生地の中にベーコンとタマネギ、チーズを入れた「キッシュロレーヌ」(486円)、注文後にカスタードクリームを詰めて提供するシュークリーム「シュー・ア・ラ・クレーム」(216円)、フランスの店で働く友人からレシピを教わり、生地に焦がしバターを練り込んだ「クロワッサン」(237円)や、注文後に表面をキャラメリゼする「クレームブリュレ」(583円)も用意する。

 新店舗では、テークアウトのコーヒーも用意し、パンやケーキと合わせて飲めるようにした。コーヒーは、注文を受けてから豆からひいていれる。ブラジル産とグアテマラ産の豆を独自に配合した深いりの豆を使う。ドリンクメニューは、「アメリカーノ」(486円)、「カフェラテ」(540円)、「キャラメルラテ」(594円)の3種。

 岩切さんは「珍しい食材も採用しながら、彩り豊かなメニューを工夫してお届けしたい」と話す。

 営業時間は10時~18時30分。月曜定休。そのほかの休業日はインスタグラムで告知する。

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