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宮崎に「お惣菜の店taro」 地産地消メニューで子育て世代を応援

お昼に並ぶ総菜メニュー

お昼に並ぶ総菜メニュー

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 テークアウト専門の総菜店「お惣菜(そうざい)の店taro」(宮崎市南花ケ島町、TEL 0985-22-4560)が、オープンして3カ月がたった。

店舗外観

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 大宮小学校前に昨年12月8日オープンした同店。店主の芳村明彦さんは、宮崎市内で調理人として20年以上の経験を持ち、妻と2人で店を切り盛りする。自身も2人の子を持つ父親で、「日々忙しい子育て世代やシニア世代の人々に、自宅で気軽に食べられる、安心で安全な料理を提供して、力になりたいと思った。当初は朝から昼までの営業を考えていたが、『晩ご飯の1品が欲しい』というお客さまからの要望もあり、今では夕方にも総菜を出している」と話す。

 メニューはえびの市産の卵を使った「ポテトサラダ」(270円)や「えびの高原たまごプリン」(216円)、米油で揚げた「旨(うま)味からあげBig」(1個=129円)など。入荷した食材を利用して作った総菜が日替わりで店頭に並ぶ。芳村さんは「日向市の『満潮の塩』や綾町の『大山酢』、小林市産の『ひのひかり』、地場の農家から直接買い付けしたトマトやピーマンなど、なるべく無添加の地元宮崎の調味料や食材を選んでいる」と話す。

 総菜のほかにも、要予約で注文を受け付ける「日替わり弁当」(756円)や「特別弁当」(1,620円、2,180円)、客の要望に合わせて作る「オードブル」(1人前=1,620円)も提供する。

 芳村さんは「旬の食材を利用して、地産地消やフードロス削減も意識しながら、ワクワク感のある店作りを目指している。幅広い世代に喜んでもらえる店を地道に続けていきたい」と話す。

 営業時間はインスタグラムで知らせる。日曜・月曜定休。「日替わり弁当」の予約は前日の14時~19時、当日の7時~9時に受け付ける。「特別弁当」の予約は5日前までで7個以上から、オードブルの予約は3日前までで3人前以上から、店頭や電話で受け付ける。

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