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宮崎の「旬菜まちのえき」が3周年 店内でみそ作り指導も

店主の荒川喜美子さん

店主の荒川喜美子さん

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 食品や日用品を扱う「旬菜まちのえき」(宮崎市広島1、TEL0985-32-0077)が12月15日、オープン3周年を迎えた。

店内で麦みそ作りを指導する様子

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 店主の荒川喜美子さんは薬膳食育師、郷土料理講師や、食育インストラスターなど、環境や健康、食に関する仕事に従事しながら、同店を経営する。荒川さんは「以前ここには、パンなどを扱う『らいふのぱん』という店があったがクローズしてしまった。近所の高齢者マンションに住む人たちから『こんな店がなくなると困る』との声を聞いた前店主から、私に店を引き継いでほしいと声をかけられ引き受けたのがオープンのきっかけ」と振り返る。

 食品や日用品を扱う同店。「高崎町めんどり家の平飼い卵」(6個=310円、10個=490円)や、「大豆ミート 大豆たんぱく中粒」(384円)などを販売。総菜パンの「おやきちゃん」(230円)は、米粉を使ったおやきで荒川さんの次女の手作りする。

 自家製「きみちゃん元気みそだれ」(600円)は、何にでも使える万能調味料で、しょうゆとみそ、キビ砂糖、無農薬えびの産ニンニクを3日間煮たもの。荒川さんは「開発のきっかけは、以前癌患者の会から、毎日350グラムの野菜を生で食べる際、ドレッシング以外にも野菜をおいしく食べられるアイデアがないかと相談され考案した」と話す。ほか、環境に良いという洗たく・掃除用液体石けん「泡きよめ1リットル」(1,980円)や、台所用固形せっけん「泡おもい」(350円)といった日用品も販売する。

 同店では「菌が地球を救う腸活!元気活」をスローガンに、約100人が加入する「ぬか床クラブ」というチームを運営している。現在メンバーを募集しており、同店では、無農薬のぬかと塩と水をセットした「ぬか床セット」(500円)を、荒川さんの「ぬか床手始めアドバイス」付きで用意する。「麦みそ作り5キロ(指導つき)」(3,500円)も行っている。ユーチューブの「薬膳きみちゃんねる」では、同店で販売している「みそ玉」(6個=250円)のレシピも公開している。

 荒川さんは「当店は『いきいきふれあい。まずは食から』をコンセプトに、腸活のみそ汁を薦めている。ゴミ袋といった日用品をはじめ、カボチャ1個、クッキー1枚でも買いに来られる店なので、気軽に立ち寄って会話を楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は、10時~18時。日曜、祝日定休。

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