ハンバーガーショップ「インディゴバーガー」を併設した複合施設「インディゴターミナル」(綾町大字南俣、TEL 0985-69-2645)が、オープンして2カ月がたった。
「綾手づくりほんものセンター」敷地内に10月26日、観光案内、土産販売、ハンバーガーショップ、レンタサイクルを行う複合施設としてオープン。「ビオソフィー アーカイブス」(綾町)が、町からの委託を受け、観光案内事業を引き継ぎ開設した。施設名は、自然豊かな綾町の緑と水の色から着想を得て「藍色」の英訳である「インディゴ」と、人が集う場所を意味する「ターミナル」を組み合わせた。綾町の街作りのために、大迫景次郎さん、郷田晃平さん、小野真敬さんの同社代表社員3人が経営する。
テークアウト専門店「インディゴバーガー」のバーガーメニュー13種は大迫さんが考案。大迫さんは「バンズは綾町のパン職人の手作りで、野菜はなるべく町内産を使う。バーガーは注文を受けてから肉を焼くので出来たてのおいしさを味わってほしい」と話す。お薦めは、牛肉のパテ、チーズ、オリジナルソース、ピクルス、レタス入りの「インディゴチーズバーガー」(920円)や、アボガドのソース、オリジナルソース、牛肉のパテ、野菜の「ワカモレバーガー」(970円)など。綾牛100%のパテ、オリジナルソースとチーズ2種、タマネギ、トマト、レタス入りの「プレミアム綾牛バーガー」(2,200円)は、土曜・日曜・祝日に10食限定で提供する。バーガーとセットのドリンクメニューは、コーヒーなど5種(各170円)、スムージーの「ブルーベリー」「マンゴーパイン」(以上640円)など4種そろえる。「クロッフル」(500円)は、クロワッサンをワッフルの機械でプレスして焼いた菓子で、アイス、ホィップクリーム付きの人気メニューという。
土産販売所では、綾町作家の工芸品(カヤ製品、陶器など)や、県内の土産品30種類ほどを用意。観光案内所では、パンフレットをそろえ、名所旧跡や食事のできる場所を案内する。レンタサイクルには電動アシスト付き自転車を用意。綾城、綾馬事公苑、綾照葉大吊橋(おおつりばし)などを散走(さんそう)できるよう、10台ほど配置予定。
大迫さんは「もともと綾町にあった電動自転車をより有効活用するため、レンタサイクルを行うことにした。設置後は多くの人に利用してもらい、綾の自然を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は9時~15時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。月曜定休。