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宮崎の焼き菓子店「COUNTRY CAKE」が移転 親子で移住し営業

(左から)母の川上安佐子さん、店主の勝元彩子さん、長女アサナちゃん、夫の孝治さん

(左から)母の川上安佐子さん、店主の勝元彩子さん、長女アサナちゃん、夫の孝治さん

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 焼き菓子店「COUNTRY CAKE(カントリーケーキ)」(宮崎市鏡洲、TEL 080-3594-3110)が10月22日、移転オープンした。

「ラムレーズンサンドビスケット」

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 店主の勝元彩子さんと夫の孝治さんは、東日本大震災をきっかけに千葉県から移住。夫婦共にサーフィンが好きということもあり、宮崎を選んだという。

 同店は元々彩子さんの母・川上安佐子さんが、2012(平成24)年11月まで大阪府箕面市で営業していた。その後川上さんも娘夫婦のいる宮崎に移り住み、2013(平成25)年2月14日に宮崎市まなび野店で娘夫婦と共に店を再開。宅地造成のため移転が必要となり、自宅横の納屋を孝治さんがセルフリノベーションして、テークアウトの店として移転オープンした。

 彩子さんは「フードマイレージのことを考え、素材は近隣地域で良いものを選んでいる。野菜は地元のものを、小麦粉などは九州産、砂糖は喜界島のものを使っている。一つ一つ丁寧に焼き上げ、甘すぎず、素朴な味のお菓子を食べてもらいたい」と話す。

 店のお薦めは、生クリームと水切りヨーグルト、ジャムをビスケットで挟んだ「ラムレーズンサンドビスケット」、季節限定の「ストロベリーサンドビスケット」「ブルーベリーサンドビスケット」(以上250円)など。バターのリッチな味わいのクッキーは、ハロウィーンモチーフの「クッキータイム」や「市松クッキー」(以上400円)を用意する。「バナナチョコスコーン」「プレーンスコーン」(250円~)などもそろえ、送る相手に合わせてオーダーメードできる特製クッキーなどを飾った「バースディケーキ」(3,000円~)も提供する。

 彩子さんは「双石山登山に来られる方などのために外にベンチを作る予定。ゆっくりと自然豊かな環境も楽しんでもらいたい。お客さまとの出会いを大切に、人が集まる店にしたい」と話す。

 金曜・土曜のみ営業。営業時間は11時~16時(売り切れ次第終了)。

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