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宮崎に「はしもと弁当店」 「押川弁当みなみ」がリニューアル

(左から)スタッフの竹山美沙紀さん、中原美紅さん、橋本智美さん、橋本順さん

(左から)スタッフの竹山美沙紀さん、中原美紅さん、橋本智美さん、橋本順さん

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 「押川弁当みなみ」が8月24日、「はしもと弁当店」(宮崎市大字本郷北方、TEL 0985-56-0086)としてリニューアルオープンした。

スパイシーチキン南蛮弁当

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 「おしべん」の愛称で知られる「押川弁当」の2号店として営業してきた同店。店主の橋本順さんが妻の橋本智美さんと2人で切り盛りする。

 順さんは、叔父の押川正見さんが1991(平成3)年に宮崎市淀川で創業した「押川弁当 本店」で15年にわたり修業。本店は昨年8月に同市恒久に移転し、現在は順さんの弟の橋本径さんが運営している。順さんが本店にいた頃は、テレビ番組のロケで宮本亜門さんや相葉雅紀さんらが訪れ、「同じ弁当を味わいたい」と買い求める観光客も多かったという。

 順さんは「『押川弁当』の名前に愛着があるものの、いつかは自分の名前で店をやりたい気持ちもあったことから店名を変更し、店の床や看板、弁当に使うかけ紙や箸袋などをリニューアルした」と話す。

 メニューは、「普通」から「メガ」まで6種類のごはんの量が選べる「のり弁」(480円~810円)などの各種弁当や、予算に応じたオードブルも用意する。リニューアル後の新メニューには「スパイシーチキン南蛮弁当」(600円、おかずのみ=460円 、おかず大盛り=+120円)、「ソースカツ重」(670円)、「豚スタミナ丼」(630円、おかず大盛り=+120円)、「タコライス」(580円)の4種類を用意する。弁当用の米は宮崎県産「ひのひかり」、鶏肉は宮崎県産か鹿児島県産を使う。

 順さんは「スポーツ少年団などには肉が多めでボリュームがあり550円から用意できる『スポーツ弁当』が人気だが、昨今はイベントもなくなり、子どもたちのことを考えると胸が痛い。コロナ禍が落ち着いたら、また弁当をつくってあげたい」と話す。「店のキャッチフレーズは『おいしい笑顔をすべての人へ』。現在は女性客向けに野菜が多めでワンハンドで手軽に食べられるメニューなどを考案中」とも。

 営業時間は10時~20時(日曜は14時30分まで)。月曜、日曜(月に一度)定休。

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