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宮崎・青島の美容室内に「YOOK Cafe Stand」 美容師がプロデュース

店舗外観と店長の今井咲希さん

店舗外観と店長の今井咲希さん

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 宮崎市青島のカフェ「YOOK Cafe Stand」(宮崎市青島2、TEL 0985-44-6029)が、オープンして4カ月がたった。

フレアエスプレッソで丁寧に入れるカフェラテ

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 5月1日に美容室「YOOK」内に併設する形でオープンした同店。店主の大久保慶彦さんは福岡県の出身。東京・青山で美容師として働いた後、両親が宮崎出身ということもあって、5年前に青島に移住、自身の店を構えた。店名の「YOOK」は、「yoshihiko ookubo」の名字と名前の頭の文字を取った。大久保さんは「宮崎市内には美容室も多く、サーフィンをすることもあり、大好きな青島で店をオープンすることにした。他県に比べてもデザイン性が強いオーダーも多いので、楽しんで仕事できていると思う」と話す。

 グレージュを基調にしたカフェの内装は全てDIY。軽天材を使う。ドアは以前入っていた店舗が使っていたものをリサイクルし、大久保さん自身が取り付けるなど1人で手掛けた。店長を務める今井咲希さんは「以前からサーフィンをしてみたいという気持ちがあり、縁あって広島から青島に移住した。バリスタの仕事には以前から興味があり、大久保さんから話を頂いて快諾した。大久保さんの思いとして、遊びながら仕事も楽しんでほしいということがあり、今のところ営業時間も短めに設定している」と話す。

 メニューはホットコーヒーやアイスコーヒー(以上450円)、カフェラテや抹茶ラテ、ほうじ茶ラテなどのラテメニュー(各500円)を用意。ラテには手動でエスプレッソを入れることのできるフレアエスプレッソを使い、「豆は飲みやすく、なじみ深いものを楽しんでほしい」と、深いりのものを使う。

 今井さんは「抽出に使う陶器のフィルターは、気泡の穴のサイズで特許をとっている有田焼の陶器製のもの。豆の雑味や水のカルキ臭さが取れ滑らかな口当たりになる。アイスコーヒーは、グァテマラの豆で抽出したものを冷やして提供している。口当たりもやわらかくおいしいと思う。ホットコーヒーは常時2種類用意している。豆は2週間ごとに変えていくので、海上がりにでも、新鮮な豆でいれたコーヒーを楽しんでほしい」と話す。

 「もともとコーヒーが好きで、コーヒースタンドをやりたいという夢がずっとあった。サーフィンを通して今井さんとの出会いもあり、青島の地で夢をかなえることができた。提供しているメニューにも、お客さまが勤めている会社の商品を使わせてもらっている。今後もそういったご縁を大事にしていきたい。一杯一杯丁寧に提供しているので、美容室に寄るついでにも、海に行くついでにも、立ち寄ってほしい」とも。

 営業時間は11時~15時。月曜、第1・3火曜定休。

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