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宮崎・新富町の大福店「みどりとすずめ」にかき氷メニュー 8種類のお茶使う

「お茶を味わうかき氷」(品種:やぶきた=抹茶)(600円)、テークアウト用のカップで提供する

「お茶を味わうかき氷」(品種:やぶきた=抹茶)(600円)、テークアウト用のカップで提供する

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 大福専門店「みどりとすずめ」(新富町日置、TEL0983-32-1285)が現在、「お茶を味わうかき氷」を提供している。

「お茶を味わうかき氷」に使う8種類のお茶商品

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 「豊緑園もりもっ茶」が運営する同店。テークアウトをメインに、抹茶とほうじ茶を使った「あいす最中」、わらび餅、大福などを販売している。今回提供を始めた「お茶を味わうかき氷」(600円)は、同園のバラエティー豊かなお茶の味を知ってもらいたいと、夏の新メニューに加えた。

 かき氷には、20年以上オーガニック栽培している同園のお茶から作った自家製シロップを使う。商品開発部の森本亜矢さんは「繊細なお茶の風味を残せるよう、かき氷のシロップは粉茶とてんさい糖のみのシンプルな素材にし、配合のバランスに気を配った」と話す。

 粉茶には、同園の茶畑から8つの品種を選び、緑茶は風味のよい春、ほうじ茶はえぐみの少ない秋、和紅茶は発酵のよい夏に収穫したものを使う。トッピングにあんこ、お茶寒天、白玉、うずら豆、虎豆がつく。30円の追加料金で練乳を足せる。かき氷の販売はテークアウトをメインにし、シロップに使うお茶も店頭で販売する。

 森本さんは「当園では8カ所の茶畑で9品種のお茶を栽培している。お茶は栽培環境が違うだけで同じ品種でも味が変わるため、かき氷は異なる茶畑の特色がうまく表現できた商品になった。自然豊かな新富町に来て、ぜひ自然の恵みからできたお茶のかき氷を味わってほしい」と話す。

 営業時間は10時~17時。月・火曜定休。9月末まで。

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