カフェ「喫茶ハードトップ」(宮崎市高岡町花見、TEL 0985-82-0239)が7月3日、オープン1周年を迎えた。
「昭和40年代~50年代にかけて生産された国産車やバイク好きが集まれる場所を作りたい」と渡邊善朋さんが開店した。元々は馬小屋を車庫として使っていた建物を活かし、営業している。店内には旧車を展示し、昭和40年代にこだわった古い雑貨や看板も並ぶ。屋外には旧車の「トランザム」、渡邊さんの愛車である「日産セドリック330」、日本に1台しかないアメ車の「ステーションワゴン」などがそろう。渡邊さんは「現在は感染症対策のため休止中だが、客の旧車を預かって展示の入れ替えを行う、全国的にも珍しいという試みも行っている。車は近くに寄って中まで見られるような展示方法にしている」と話す。また、アメリカのパーツ屋をイメージした映画・カラオケ用の防音室「ビップルーム」(2時間=1,000円)を新設。店の隣には公園とドッグランを建設中という。
カフェメニューは、渡邊さんが若い頃に働いていたレストランのメニューを再現したという薄焼き玉子に載せた「鉄板ナポリタン」(700円)など。日替わりランチの「本日のおすすめ」(800円)は、その日のメニューをインスタグラムで公開する。ほか「唐揚げ定食」「生姜焼き定食」(以上1,000円)といった定食も用意する。
現在は人を集める大きな規模のイベントは開けないため、不定期で「大食い選手権」を開催。イベント時には「ナポリタンの大盛り」(2,800円)を提供している。40分間以内に食べ終われば代金が無料になり、ランチ券を進呈する。「これまで成功者は2人。選手権用のメニューは、内容次第で料金が変わる場合もあるが、自信がある人はぜひ挑戦してみて」と渡邊さん。
営業時間は11時~19時または20時。ランチは11時~14時。水曜定休。