「ひなたいちご園」が運営するカフェ「ひなたいちご園カフェ」(宮崎市郡司分甲、TEL 0985-40-1274)で、夏の新メニューが始まった。
社長の長友一平さんは、宮崎市木花出身。25歳まで福岡でサラリーマンとして働いていたが、農業に興味を持ち「地元でイチゴ園をやりたい」とUターンした。同園では2019年1月、直売所と子どもの遊び場を設置した「ひなたマルシェ」とイチゴ狩りをスタート。同時に、イチゴを使ったメニューを開発し、同年3月に「ひなたいちご園カフェ」をオープンした。長友さんは今年1月、日本アグリマイスター協会が認定する日本初の「いちごマイスター」に認定された。
夏限定メニューは3種類。宮崎初という「ひなたいちご糸ピンス」(1,320円)は、イチゴを15個ほど使った韓国式の糸ピンスかき氷。糸ピンスかき氷とは、糸状の氷を使ったかき氷で、綿菓子のようなふわふわとした食感が特徴。「いちごカレー」(1,078円)は、ココナッツミルクをベースに、イチゴに合う数種類のスパイスをブレンドしたカレー。ほかにも、イチゴの果肉、豆乳、アーモンドミルク、イチゴソース、イチゴ塩を使ったフラッペメニューの「Sea berry frappe(シーベリーフラッペ)」(550円)も用意する。イチゴ塩は、同園のイチゴを使い塩職人が手掛けた天然塩で、辛過ぎず口溶も良いという。
長友さんは、「カフェではシーズン中に収穫した取れたての無添加イチゴを冷凍保存して使っている。イチゴがない時期でも、おいしいイチゴを味わえるカフェになっているので、ぜひ足を運んでほしい」と話す。
営業時間は10時~16時。月曜定休。8月31日まで。