都城に「DAZZLE coffee stand(ダズルコーヒースタンド)」(都城市金田町、TEL 0986-77-9008)が6月15日、オープンした。
同店は6月で2周年を迎える三股町の「DAZZLE cafe stand」の2号店。店主の田熊和久さんは「コーヒースタンドという業態で、今までの都城には無い新しい空間を作りたかった」と話す。「オープンが決まったのは半年以上前。先輩との縁で建設会社『リエートホーム』に併設する店舗として声をかけてもらった。オープンまでの半年間、じっくりと細部にまでこだわって準備してきた」と田熊さん。店内にある照明器具や逆さつりの観葉植物、ソファやテーブルなどは、いずれも田熊さんが自ら選んだ。テークアウト用のカップは環境に配慮し、アイスコーヒーやコールドブリューでは紙製のカップを使いストローを排除、シェイクやほかのドリンクでは植物由来の原料を用いるバイオペットコップを使う。
店名の「DAZZLE」は、英語で「輝く・きらめく」という意味を持つ。田熊さんは「店自体が輝いていたいし働くスタッフにも輝いていてほしい。お客さまにも当店で笑顔になって輝いてもらいたい。そして地域全体が輝くよう、何か力になりたい」と、店名に込めた思いを話す。
「自信をもって提供する」というコーヒーは、「中村珈琲」(三股町)のコーヒー豆を使う。ハンドドリップコーヒー(400円)やエスプレッソマシン「LA MERZOCCO」を使ったカフェラテ(450円)、キャラメルラテ(500円)などを用意。店の奥には、高さ1メートルほどあるコールドブリューのドリッパーを置く。田熊さんは「『コールドブリュー』(450円)は、低温で8時間かけて抽出する。苦味や渋みのもとになるカフェインやタンニンが溶け出しにくく、まろやかで深いコクと甘味があるコーヒーができるのが特徴。これからの季節にぜひ試してもらいたい」という。「ショコラズコット」「ニューヨークチーズケーキ」(以上450円)、「ショーソンパイカスタード」「フランボアーズ」(以上500円)などのオリジナルスイーツも用意する。
田熊さんは「コロナ禍だからこそ、今まで以上に癒やしの時間が必要。おいしいコーヒーをゆったりと味わっていただくことで癒やしのお手伝いができれば」と話す。
営業時間は9時~17時。