ひなた宮崎経済新聞では、県内外で活躍する宮崎人にスポットを当て、その活動を追いかける特集企画「ひなたの街のトップランナー」を不定期更新していきます。
第4回目に登場いただくのは、宮崎県・宮崎市出身の女優・高石あかり(高石の高は「はしごだか」が正式表記)さん。
——「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」の公開から約1カ月経ちますが、反響はいかがでしょうか?
高石さん:すごく大きいなと思います。前作の反響がとても大きかったので、それを超えないと! と、共演の伊澤彩織さんや阪元裕吾監督やスタッフさんと一緒にやってきました。それが報われているなと思えるほど、多くの方から「見たよ」と言っていただけることも多いです。
中でも嬉しいなと思えることが前作と2ベイビーとの作品の“色”が違うことから好みが分かれていることが面白いなと感じています。観ていただいた人にいろいろな楽しみ方をし
——続編として、こだわって演技された点などはありましたか?
高石さん:前作
——杉本ちさとと年齢は同じですが、高石さん自身と似ている部分はありますか?
高石さん:友人からは“そのままだ”と言われています(笑)。監督が
——前作よりアクションシーンが増えていますが、事前準備や撮影で大変だったことはありますか?
高石さん:前回は銃を奪い取るシーンに苦戦していたのですが、今回は銀行強盗を足さばきで倒すシーンが大変でした。もともとダンスをやっていたので、それが活かせるような
——バディの深川まひろ役を演じた伊澤さんとの思い出はありますか?
高石さん:前作では一人のシーンも多かったんですが、2は一人のシーンがほとんどないのでずっと一緒にいたなと思います。毎朝思い出ムービーを録っていました。「今日は〇月〇日です、こういうシーン撮ります」「元気ですか?」など、どこにも載せ
——
高石さん:伊澤さんが気遣いの塊のような、周りをとてもよく見てくださる方なので、私に年齢を感じさせないように、いつもフランクに優しく
——「ベイビーわるきゅーれ」を通して成長を感じたことはありますか?
高石さん:課題を得たなと思います。私はずっと
——3があるとしたらどのように演じていきたいですか?
高石さん:次
——もしちさととまひろが宮崎に来るとしたらどこに行ってほしいですか?
高石さん:私の大好きなスポット県庁前の楠並木通に行ってほしいです。私の通学路だった、思い出しかないあの道を二人で歩いてほしいですね。後ろからのカットで、今回の何かを彷彿とさせるあのシーンみたいな(笑)。そういう撮影をやりたいです。
——“ちさまひ”が宮崎グルメを堪能するとしたら何がおすすめですか?
高石さん:チキン南蛮とか絶対口元ぐっちゃぐちゃのべっちょべちょにして食べますよね(笑)。私は冷や汁が好きなので、二人も食べるかなぁ~……もし宮崎来るなら夏ですかね?
——地元宮崎への凱旋舞台挨拶
(左から)高石あかりさんと阪元裕吾監督
高石さん:帰ってこれるということが本当に嬉しかったです。宮崎県知事に表敬訪問させていただけたこと、地元放送局の生放送に出
——女優を目指すようになった原体験は宮崎にありますか?
高石さん:「花より男子」の井上真央さんに憧れて、保育園の頃から女優になる夢を抱いていました。その夢は小学校に入っても変わらずあり、登下校のときに友達と楠並木通りを歩きながら「今、後ろに悪い人がいたらこういう走り方かな」って実際に走ってみたり、友達と台本もないのにセリフを間違えて「ごめんなさい、間違えちゃいました。もう一回お願いします!」ってお芝居ごっこをして楽しんでました。
——今後演じてみたい役どころはありますか?
高石さん:今演じさせていただいているのは、どれもとても極端な役なんです。ネガティブなJK、殺し屋、いじわるな妹……全く違った姿をお見せできていることがまず嬉しいです。
——宮崎から芸能を目指す人へメッセージをお願いします。
高石さん:宮崎って空も広くて、自然も多くて、自由な開放感に
——最後に、これから「ベイビーわるきゅーれ」を鑑賞する方へ一言いただけますか。
高石さん:今作は登場キャラクターの誰に、どこのペアに注目するかによって見方が変わってくる物語になっていると思います。見れば見るほど、噛めば噛むほど魅力を感じ楽しめる作品になっているので、ぜひ映画館に
高石あかりさんInstagram
https://www.instagram.com/a_akari1219/?hl=ja
https://twitter.com/takaishi__akari
「ベイビーわるきゅーれ」公式ページ
取材・執筆・撮影=あかいけまい、構成=田代くるみ(Qurumu)