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西都に「あおぞら食堂」 市場直送の鮮魚を中心に日替わり定食提供

ひときわ目立つのぼりの横に立つ店主の黒木さん

ひときわ目立つのぼりの横に立つ店主の黒木さん

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 定食店「あおぞら食堂」(宮崎県西都市穂北)がオープンして、2月7日で2カ月がたつ。

魚の種類が豊富な「刺し身定食」(写真提供=あおぞら食堂)

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 店主の黒木鮎菜さんは、地元で4代続く小畑鮮魚店の娘として育った。幼少期から両親が懸命に働く姿を見て育ち、父親の腕前に誇りを持つようになったという。黒木さんは「もっと多くのお客さまに、自慢の鮮魚と父の料理を味わってほしい」と話す。店内は34人が座れる座敷を設け、家族連れでもゆっくりと食事を楽しめる空間に仕上げた。

 毎朝、宮崎中央卸売市場(新別府町)から仕入れる魚介類を使った「刺し身定食」をはじめ、「あじフライ定食」「あら煮定食」などを提供する。「魚が苦手な人にも来店してほしい」という思いから、「チキン南蛮定食」「チキンカツ定食」「唐揚げ定食」も用意。そのうち、仕入れ具合により日替わりで3~4種類がメニューに並ぶ。小鉢に添える「マカロニサラダ」「あじフライ」などは黒木さんの母親の手作りによるもの。「お客さまの笑顔が励みになる」と力を入れているという。

 今後について、黒木さんは「調理師の資格を持つ父は多くのレシピがあるので、定番にとらわれない定食を提供していきたい。『海鮮丼』『魚ずし』『かも鍋』『焼き豚』『うなぎ』など、お客さまに驚きと喜びを感じてもらえる料理を考えている」と話す。「家族で切り盛りするアットホームな食堂として、地域に愛される店にしていきたい」と抱負を語る。

 営業時間は11時~14時30分。水曜・日曜・祝日定休。

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