「原始焼居酒屋 市」(西都市妻町2、TEL 080-5367-7677)がオープンして、12月18日で3カ月がたった。
店主の奥野雄一さんは大阪、福島、宮崎で10年間にわたり飲食業に従事。「さまざまな土地で経験を積み、今がまさに開店のタイミングだと思った」と話す。店名は妻の名前と、人が集まる市場をイメージして付けたという。席数は、カウンター=4席、テーブル=8席、個室=8席を用意する。
看板メニューは、その日の仕入れによって品が変わる「原始焼」。原始焼は、魚を丸ごと串に刺して炭火で焼く日本の伝統的な調理法で、食材を立てて焼くことで余分な水分が流れ出し、うまみが凝縮できるという。「外側はパリッと香ばしく、中はふっくらとした食感を楽しめる」と奥野さん。ほか、「肉巻き串レタス」「肉巻き串海老(えび)しそ」なども用意する。
酒造好適米「雄町」を原料に用いた日本酒も用意する同店。「大人の隠れ家として、心地よさを感じてもらえる接客を心がけている。料理、接客とも日々勉強を重ねており、毎日お客さまに育ててもらっている」と奥野さんは笑顔を見せる。「県内外で多店舗展開を目指している。宮崎の良いものを県外へ、県外のものを宮崎へと橋渡しをしていきたい」とも。
営業時間は18時~23時。火曜定休。