小料理店「おばんざいとお酒 陽菜(ひな)」(宮崎市橘通西3、TEL 050-8881-0517)がオープンして、11月8日で3カ月がたつ。
注文率ナンバーワンだという「おまかせおばんざい盛」(写真提供=おばんざいとお酒 陽菜)
店主の佐藤由紀菜さんは4年半のスナック経営を経て、「がくのだいどころ」(佐土原町)で修業を積んだ。「小料理店を営むのは以前からの夢だった。おばんざいはいろいろな料理を手がけられるので楽しい」と話す。店内は、大きな窓からニシタチのにぎわいを眺められるオープンキッチンスタイルで、カウンター8席を用意する。
料理は当日仕入れた食材で作る。「おまかせおばんざい盛」(1,100円)や「EMO牛のごろごろ牛すじ煮」(700円)などを用意。「お客さまに合わせて器を選び、だしのうまみにこだわって塩味は控えめにしている。だしに合う酒を楽しんでほしい」と佐藤さん。ドリンクはソムリエが監修するワインをはじめ、日本酒、ウイスキーなど幅広く取りそろえる。
店名について、「夏が好きで『陽』はほっこりとした太陽をイメージし、『菜』は私の名前から付けた」と佐藤さん。「ほっこりとした雰囲気の中で、もっと宮崎の良さを伝えていきたい。県外からの出張客もふらりと立ち寄り、県産食材を使った『おばんざい』を存分に味わってほしい。昼飲みの楽しさも伝えたい」と抱負を語る。
営業時間は15時~22時30分。火曜・祝日定休。