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宮崎に居酒屋「神無月」 看板メニューはメニュー表にない茶わん蒸し

店長の箕田さんとスタッフの湯田さん(写真提供=神無月提供)

店長の箕田さんとスタッフの湯田さん(写真提供=神無月提供)

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 創作居酒屋「神無月」(宮崎市中央通、TEL 090-3072-4770)が10月1日にオープンした。

箕田さんのお薦めメニュー「てんぷらの盛り合わせ」(写真提供=神無月)

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 店主の井本静香さんは、宮崎市で20年以上にわたり飲食業に携わってきた。以前も同名の居酒屋を経営していたが、料理人の引退を機に閉業。その後も、「再び居酒屋を営みたい」という思いを抱き続けていたという。オープンのきっかけは、2人の料理人との出会い。店舗探しから始め、1年かけてオープンにこぎ着けた。井本さんは「コロナ禍以降、人出は戻ったものの、飲み方は変わったのでは。個人的にも人と飲むのが好きなので、ニシタチを盛り上げたい」と話す。席数は、カウンター8席、テーブル10席を用意。

 店内では、宮崎の食材を生かした創作料理を提供。看板メニューは、メニュー表には載せていない「白雪蒸し」(580円)。山芋を混ぜた茶わん蒸しで、「独特の食感が楽しめる」という。県内の飲食店限定で提供しているという「宮崎ひでじビールのYAHAZU」(950円)も用意する。「宮崎牛やはまゆうどり、妻地鶏などの肉、旬魚、野菜にまでこだわりを持っている」と井本さん。

 店名の由来について、「以前からニシタチで『スナックMOON』を経営している。月が好きなので居酒屋にもそれにちなんだ名前を付けた。オープンは神無月(10月)に合わせた訳ではないが、店名に引き寄せられたのかも」と井本さんはほほ笑む。

 今後について、「お客さまとの交わりを何より大切にしたい。食を通じて幸せな人を増やしていきたい」と熱く話す。「料理人たちの人柄も当店の魅力。お客さまも働いている人も楽しめる店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は17時~23時(金曜・土曜・祝前日は24時まで)。月曜定休。

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