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宮崎に「サンテルコーヒー&ロースタリー」 オリジナルブレンドも

「さまざまな香り、甘み、酸味、コク、風味の五感を魅了するコーヒーを提供していきたい」と話す湯淺哲治さん

「さまざまな香り、甘み、酸味、コク、風味の五感を魅了するコーヒーを提供していきたい」と話す湯淺哲治さん

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 テイクアウト専門コーヒー店「3106COFFEE&ROASTERY(サンテルコーヒー&ロースタリー)」(宮崎市恒久、TEL0985-59-3106)がオープンして、10月4日で2カ月がたつ。経営は、飲食事業や不動産事業、運送事業などを展開する「3106キッチン」(清水)。

店内カウンターに並ぶ8種のコーヒー豆。特徴も記載する

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 世界各国のスペシャルティコーヒーの中から「厳選した」という豆を自家焙煎(ばいせん)し、提供する同店。スペシャルティコーヒーとは、生産国において栽培管理や収穫、生産処理、選別、品質管理が適正に行われ、欠点豆の混入が極めて少ないもので、SCAA(アメリカスペシャルティ協会)で100点満点中80点以上の得点を取得した生豆のこと。

 同店のコーヒーは、スペシャルティコーヒー豆を2人の焙煎士が一粒ずつ手作業で確認し、豆の個性を生かした製法で作る。焙煎士の湯淺哲治さんは「豆によって風味も焙煎温度も違う。それぞれの豆を最も良い状態で提供できるよう焙煎している」と話す。「焙煎後も一粒ずつ手作業で確認し、最上の状態に仕上げたもののみを販売している」とも。

 現在取り扱っているのは、コスタリカやグアテマラ、コロンビア、ケニアなど6種と、同店オリジナルブレンド2種の計8種。好みのものを選び詰めることができ、それぞれのドリップパックも用意。テイクアウトはホット、アイスを選ぶことができる。レギュラーサイズ400円、ラージサイズ500円。

 湯淺さんは「原価高騰に伴い飲食業界などでは、商品価値を高め客単価を上げながら、お客さまの満足度をより高める工夫が求められている。宮崎発のコーヒーブランドとして、一粒一粒を大切に価値あるものを提供していきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。

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