株式会社健康家族(本社:鹿児島県鹿児島市平之町、代表取締役:藤 朋子)は、このたび、にんにく健康食品で22年連続の売上日本一を達成しました※。累計販売数1億5,000万袋を突破した「伝統にんにく卵黄」をはじめ、健康家族の製品は全国の家庭で愛用されています。この快挙の裏には、創業者・本多荘輔の「家族の健康を守りたい」という熱い想いがありました。荘輔が掲げた「安心できるものを届けたい」という理念が、22年間にわたり日本一につながり続ける力となっています。
※富士経済「H・Bフーズマーケティング便覧」ニンニク成分配合機能志向食品カテゴリ(2002~2023年実績)
▲全国の家族の健康を支える健康家族の「にんにく健康食品」
■創業者の想いと「伝統にんにく卵黄」の誕生
健康家族の原点は、創業者・本多荘輔の家族への深い愛情でした。「家族が元気でいるためには、食べるものが大事」という考えから、1976年に健康食品を商いとしてスタートしました。その後、南九州の秘伝食だった「にんにく卵黄」に着目。1993年にはソフトカプセルタイプの「伝統にんにく卵黄」を発売しました。発売当初、荘輔は「この商品が必要とされるのだろうか」と不安を抱えながらも、お客様の声に耳を傾け、改良を重ねました。その結果、製品の人気は徐々に広がり、いつしか「にんにく卵黄といえば健康家族」と言われるほどに成長しました。荘輔が繰り返し語っていたのは、「家族みんなが健康になるためのものを」という言葉。この想いは、現在も健康家族の社員一人ひとりに受け継がれているそうです。
▲健康家族の創業者・本多荘輔
■「伝統にんにく卵黄」の進化の歴史
健康家族の「にんにく卵黄」は、時代に合わせて進化を遂げてきました。1993年の発売以来、常にお客様の声に耳を傾けながら改良を重ね、多様なライフスタイルに対応する製品を生み出しています。
1997年:小さくて飲みやすい小粒タイプを開発。子どもからお年寄りまで幅広い世代での利用が広がりました。
2004年:「カプセルが苦手」という声に応え、料理にも使える顆粒タイプを発売。にんにく卵黄を手軽に生活に取り入れられる形を提供しました。
2005年:狂牛病問題発生から安全を願う消費者の想いに応え、日本初の「植物性ソフトカプセル」を採用しました。
2017年:カプセル充填に必要な油にまでこだわり、α‐リノレン酸が豊富な「アマニ油」を使用するようになりました。
2019年:プレミアム版「伝統にんにく卵黄 極」を発売。DHA・EPAを新たに配合。その後、GABAも配合し、ストレスや疲労感の軽減をサポートする機能性表示食品として高い支持を得ています。
こうした改良はすべてお客様の声を出発点に生まれたものです。進化を続ける「伝統にんにく卵黄」は、健康食品としての可能性を広げ続けています。
▲現在の<伝統にんにく卵黄>パッケージ(左)と発売当初のパッケージ(右)
■「にんにく王」と有機栽培への挑戦
健康家族のにんにく製品の基盤となるのが、健康家族オリジナルブランドの「にんにく王」です。常日頃から荘輔は「もっと安心して口にできるにんにくを」と、にんにくの有機栽培を構想していました。しかし当時、にんにくの有機栽培は「病害虫に弱い」「大規模栽培が難しい」と言われ、多くの農家が敬遠していました。そんな状況の中、荘輔は「誰かがやらなければ変わらない」と自社農場での有機栽培への挑戦を始めます。有機栽培では土壌の管理や病害虫への対応に通常の何倍もの手間と時間がかかります。健康家族はその困難に向き合い、圃場ごとに細やかな管理を徹底しました。その結果、2010年にはすべての圃場で有機JAS認定を取得。有機JAS認定地は日本の農地全体のわずか0.35%(2022年4月1日現在)。その中で、にんにくを栽培している圃場はさらに限られた希少な存在です。化学的な肥料や農薬を使わないこの農法は、地球環境にも優しく、土壌を守りながら品質の高いにんにくを育てています。「にんにく王」は、一般的な外国産にんにくと比べて有用成分「GSAC」を3倍以上含みます。こうした品質へのこだわりも、多くの家庭で愛される製品づくりを支えています。
▲健康家族の自社にんにく農場
▲栄養豊富なオリジナルブランド「にんにく王」
■初めての日本一から22年、未来へ
2002年当時、国際的なサッカーの日韓大会が開催され、全国が熱狂の渦に包まれていました。一方で、ITバブル崩壊後の経済不況や環境問題への意識の高まりなど、社会は不安と変化の波を迎えていました。健康家族の売上日本一が始まった年はそんな時代です。日本一になったと知った時、健康家族の社内は喜びと驚きに包まれたそうです。そしてそれはすぐ「これからももっとお客様に喜んでいただけるよう努力しつづけよう」という決意に切り替わり、そこから22年間、初心を忘れることなく歩み続けてきました。健康家族は今、次の30年、50年を見据えています。持続可能な農業を広げることで、環境にも配慮した成長を目指しています。また、お客様一人ひとりに合った健康食品を提供し、よりパーソナルな健康サポートを実現しようとしています。荘輔が掲げた「家族の健康を守る」という想いは、今も社員一人ひとりの中に息づいています。そして、この理念を未来へ、さらには世界へと広げていくことが、健康家族のこれからの挑戦です。
▲にんにく畑の前に立つ本多荘輔
■健康家族
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