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宮崎市の古着屋で間借りポップアップイベント「岩切商店」 宮崎に遊びに行ける場所を

左から小松菜々さんと岩切要さん

左から小松菜々さんと岩切要さん

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 ポップアップイベント「岩切商店」が現在、宮崎市の古着店「PRELOVED CLOTHING YA」(宮崎市橘通東3)内で開催されている。

期間中は「YA」と「岩切商店」両方の商品を見ることができる

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 「岩切商店」を主宰する岩切要さんは宮崎市の出身。大学進学を機に広島に移り住んだが、現在は休学し、「岩切商店」として活動。イベントでのアパレル販売や雑誌制作などに取り組んでいる。岩切さんは「両親がよく洋服を買ってくれていたことや、洋服好きの友人がいたことをきっかけに洋服や古着に興味を持つようになった。進学で広島に出て初めてほかの土地と宮崎を比べる機会を得て、宮崎にもっと遊ぶ場所を増やしたり、宮崎を盛り上げたりできないかと考えるようになった」と話す。

 イベントは、宮崎市の中心市街地にある古着店「PRELOVED CLOTHING YA」を間借りして開催。店内には岩切さんがデザインした服も並ぶ。オリジナルの商品は「広島でシルクスクリーンをしている方に依頼して制作している」と岩切さん。

 期間中、店内ではポップアップイベントを行うなどさまざまな企画が同時進行で展開。同じく宮崎市出身でアパレルブランド「MUSA」主宰の小松菜々さんによる「ミニポップアップ」も行った。小松さんは「以前から取り組んできた『宮崎原宿化計画』という企画のイベントで岩切さんに出合った。アパレル販売などの経験があり、対面販売に携われる機会も提供してもらえることがうれしく、今回の出店を決めた。今後はオンラインでの販売を視野に入れているが、将来は宮崎で自分の店を持つのが夢。人の心を自分の作った物でときめかせたいという思いで、洋服のデザインをしている」と話す。

 岩切さんは「今回の経験で、店を持つことの楽しさを改めて実感し、私も宮崎で開業したいという思いが強くなった。宮崎はお世話になった土地で愛着もあるし、自分たちが遊びにいく場所がもっと増えてほしいと思う。そのためにはまず、自分たちできることから取り組んでいきたい」と意気込む。

 6月30日まで。

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