焼き餃子協会(東京都港区)が8月8日、2020年前半における宮崎市のギョーザ支出金額と購入頻度が共に全国1位だったと発表した。
同協会は日本で独自進化した焼きギョーザの文化を発信することを目的に、イベント開催やお取り寄せギョーザの頒布会などを行う。今回発表したデータは、総務省による家計調査統計から算出したもの。
協会がまとめたデータによると、2020年1月~6月の平均支出金額ランキングは、1位=宮崎市(1,917円)、2位=宇都宮市(1,886円)、3位=京都市(1,635円)、4位=浜松市(1,522円)、5位=大津市(1,479円)、全国平均=1,083円。同期間の100世帯1月あたりの平均購入頻度は、1位=宮崎市(472回)、2位=松江市(434回)、3位=大津市(423回)、4位=大分市(418回)、5位=堺市(418回)、全国平均=351回。
同協会代表理事の小野寺力さんは「緊急事態宣言が発令された4月、5月、ギョーザに対する支出金額で大きな違いが出た。宮崎はこの時期に増え、宇都宮や浜松はこの時期に減っていた。実は、宮崎は持ち帰りギョーザが盛んな土地柄。これまでも購入頻度で宇都宮や浜松を抑え日本一の年もあったが、支出金額でも2強を超えているのは初。このまま2020年後半も自宅でギョーザを消費する傾向が続けば、宮崎は年間を通して日本一となるのでは。この結果を通して、宮崎のギョーザが日本屈指のレベルであることを全国に知ってもらいたい」と話す。