コワーキングスペース「KIW MIYAZAKI-TRUNK00-」が7月9日、宮崎駅前にオープンした。運営は「九州アイランドワーク」。
子どもと一緒に仕事ができる「Room2」では、子どもたちの遊び場所としてロフトも用意
フロア面積は約70坪。席数は約80席。施設内にはレーザーカッターなどを設置するほか、高速Wi-Fi、デュアル表示用の液晶モニター、複合機、スキャナー、ホワイトボード、プロジェクタなども備える。ライブ配信やイベントなども開催できるオープンスペース、集中して作業に取り組めるよう個室を備える。オンライン会議で活用できるビデオルームや会議室も4室ずつ用意する。集中タイプの「Room3」は、スマートロックで24時間365日、自由に出入りできる。
同社社長の馬渡侑佑さんは「Uターン当初は子ども連れで仕事ができる場所がなくて困った。その経験から、授乳室、オムツ台を備えた、子どもを見守りながら働ける親のためのワークルームも作った。買い物や仕事帰りに子どもと一緒に寄って仕事をしてもらえたら」と話す。
利用料金は月額=1万5,000円。7月は無料試用期間となっており、8月からは九州各地の直営、連携ワークプレイスを自由に使える定額制に移行する。
スタート時の直営拠点は「KIW MUKASA-HUB」(宮崎市)、「KIW_Workbox山之口SA(都城市)、「ムラオカ図書室」(宮崎市、8月オープン)、連携拠点は、「STAY + CAFE ENTO-ワークプレイス-」(大分県日田市)、「FLATFORM UKIHA」(福岡県うきは市)、「ユクサおおすみ海の学校海のオフィスoddo」(鹿児島県鹿屋市)、「コワーキングスナックn計画」(延岡市)の計7カ所。
同スペースのドロップイン利用は1日=1,500円、2時間=800円。法人登記できるオプションは8月から始める予定。
馬渡さんは「新型コロナウイルスの影響で、テレワーク、リモートワークで仕事ができることが分かった人も多い。旅するように働ける『分散型ワークプレイス』という新しい社会インフラを構築していきたい」と意気込む。
営業時間は9時~18時。土曜・日曜・祝日定休。