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遊んで学べるSDGsオリジナルゲーム 宮崎の学生ら制作、2種類を無料貸し出し

(画像左から)専門学校生の河野真紘さん、花岡啓平さん、宮崎市民活動センターの武田貴恵さん

(画像左から)専門学校生の河野真紘さん、花岡啓平さん、宮崎市民活動センターの武田貴恵さん

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 宮崎市民活動センター(宮崎市橘通西1、TEL 0985-20-8777)が6月から、市民にSDGsに親しんでもらおうと企画したオリジナルゲームを無料で貸し出している。

ボードゲームをするカードゲームの制作に関わった「チームペルセウス」のみなさん

 同センターの指定管理者であるNPO法人宮崎文化本舗が、宮崎マルチメディア専門学校や企業3社と協働で制作。ゲームクリエーターで宮崎マルチメディア専門学校講師の平川らいあんさんと学生がゲームのルールを決め、半年がかりでゲームを一から考案した。今年2月に完成していたが、新型コロナウイルスの影響で学校の休校が決まり、貸し出しを延期していた。

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 制作したゲームは2種類。カードゲーム「SDGsサミットゲーム」はプレーヤーが国のトップになってサミットに参加するという設定で遊ぶ。ピクトグラムを描き、小さい子どもでも分かりやすいよう工夫した。ボードゲーム「SDGs探求トラベルゲーム」は、サイコロを使って出た目の数だけコマを進め、「お金」「技術」「飲料水」などの手元のカードを増やしていく。

 ボードゲームのルールづくりをした「チームアンタレス」のメンバーは「カードの枚数が多いので条件を考えるのが大変だった」と話す。学生の河野真紘さんは「カード集めの交換条件を加えて工夫した」と言う。

 6月14には宮崎マルチメディア専門学校で、生徒へのお披露目会を開催。子どもでも分かりやすいタイトルを採用した過程など、制作へのこだわりを披露した後、実際にゲームを楽しんだ。平川さんは「学生が2チームに分かれ半年かけてカードゲームとボードゲームを完成させた。どちらか1つを採用してもらう予定が、手軽にできるものとじっくり型の違いからどちらも採用された。教育ゲームだが楽しめるものを目指した」と話す。

 ゲームの対象は小学校高学年以上で、3~8人で遊ぶ。センターの指定管理者の特定非営利法人宮崎文化本舗代表理事の石田達也さんは「どちらもやっていて飽きないゲームだ。宮崎の特産品である杉の箱を採用しているので市民にも親しみを持ってもらえるのでは」と話す。

 ゲームは宮崎市民活動センターの開館時間内に無料で遊べる。2つのゲームは各5セットずつ用意し、学校、公共施設、企業、イベントなどに無料で貸し出す予定。

 宮崎市民活動センターコーディネーターの武田貴恵さんは「SDGsの目標達成期限の2030年を過ぎても理念を持ち続けることが大切であることから、今はまだ若い学生たちに制作を依頼した。市民にゲームを体験して社会貢献のために何を選択して発信するべきか考えるきっかけにしてほしい」と話す。

 開館時間は9時~22時(日曜は18時まで)。休館日は年末年始と市民プラザ保守点検日。

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