宮崎市民文化ホール(宮崎市花山手東3)で2月25日、「みやざきお茶まつり2018」が開催される。
昨年同イベントで行われた「T-1グランプリ」の様子(宮崎県提供)
県内のお茶の消費拡大や「みやざき茶」の認知度向上を目的に毎年開いている恒例イベント。主催は、宮崎県農産園芸課や茶葉生産者、茶商などから成るみやざき茶推進会議(橘通東2)。
当日は多数の企画を用意。「みやざき茶テイスティングコンテスト」では、県内で生産されている深蒸し茶、釜いり茶などバラエティーに富んだ6種類の茶葉を飲み比べ、人気投票を実施する。お茶に関するクイズや茶葉の種類当て、正しい入れ方ができているかを競い合う「T-1グランプリ」は、今年で8回目の開催。主に小学生を対象としているが、昨年より一般の部も導入した。
宮崎県農産園芸課の山田輔(たすく)さんは「県民にはあまり知られていないが、県内には2016年度で597軒の生産者が年間で3760トンのお茶を生産しており、この量は全国4位となっている。この機会にお茶の魅力を知ってほしい。当日は『お茶うけマルシェ』と称して、県内からお茶に合うフードや茶器の店も出店予定。フードだけでも和菓子、洋菓子、漬物、麺類と幅広いため、実際に食べ比べながら、同じ茶葉でもさまざまな楽しみ方があることを感じてほしい」と話す。
チケットの申し込みは電話かファクス、またはメールにて受け付ける。「みやざき茶テイスティングコンテスト」の参加は先着500人で、参加費は前売り500円。「T-1グランプリ」は小学生の部はすでに締め切っているが、一般の部は当日まで受け付ける。参加費は1,000円。