「宮崎センキョ割」が4月22日、市内100以上の協賛店舗で始まる。
宮崎市で4月21日に執行される「宮崎市議会議員選挙」に合わせ、選挙翌日から行われる同企画。市では同月7日の宮崎県議会議員選挙(宮崎市選挙区)で投票率33.62%、前年12月の宮崎県知事選挙で28.82%と、それぞれ過去最低の投票率となった。こうした状況を受け、宮崎青年会議所が市内の百貨店や専門店、飲食店等に呼び掛けて企画が実現。市民の政治参画意識の向上と、地域内での消費促進による地域活性化を狙いとする。
同会議所の石田丞さんは「選挙に全く関心がないわけではないが、何となく行動に移せていない人が多いと感じる。これをきっかけに、投票に行ってみようと思ってもらえれば」と話す。
有権者は各投票所で投票後に申告することで発行される投票証明書を協賛店舗で提示し、同サービスを受けられる。証明書は期日前投票や不在者投票でも発行する。