東京に本社を置くエスプール(千代田区)が2月16日、宮崎県西都市に市内初となるコールセンター「西都エントリーセンター」(西都市大字右松2111)を開設した。
コールセンターの開設は日南市に続いて県内2カ所目となる同社。同所では、クライアント企業に寄せられるアルバイトの問い合わせ対応を代行する業務を行う。コールセンターは西都市中心部に位置するスーパー「Aコープ さいと店」の敷地内に建ち、周囲には直売所や飲食店も立ち並ぶ好立地となっている。
当日はオープニングセレモニーを開催し、同社浦上壮平社長のほか、押川修一郎市長や河野方州西都市議会議長などが出席し、テープカットを行った。セレモニーの後は始球式ならぬ「始コール式」と銘打ち、実際の電話対応のデモンストレーションも実施。押川市長自らがアルバイトの希望者という設定で受話器を握り、「3年後の選挙も少なからず気になりますので……」と切り出すと周囲は笑いに包まれた。
浦上社長は「西都市から宮崎市へ通勤している人に、ぜひここで働いてほしい」と話し、押川市長も「今後25人ほどの雇用を予定とのこと。若い人たちの雇用の場となってほしい」と期待を寄せた。