「みおん鍼灸(しんきゅう)院」(宮崎市大字瓜生野)が開業して、10月7日で3カ月がたった。
時間外も要相談。日曜や祝日も朝一のみ営業するなど、子育てと両立しながら来院者の要望に対応(写真提供=「リコンディショニングステーション宮崎」)
尾崎(崎はたつさき)勝博さんが営む整体院「おざき整体院」に、長女の青山美音さんが同院を併設した。両院を合わせた総称として、治療院「リコンディショニングステーション宮崎」を掲げる。
美音さんは鍼灸師として約10年間、病院などで経験を積んできた。同時に、ベトナムやマレーシアにも渡り「鍼灸の学びを深めてきた」という。「学んできた技術や知識を惜しみなく届けられる場所をつくりたい」との思いで開業を決意。「最新機器と再生治療鍼を組み合わせ、来院者の心と体の両方がホッとできる場所にしていきたい」と美音さん。
父親の勝博さんは理学療法士で、約35年にわたり、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーとして県内の病院に勤務。その傍ら、日本代表に同行するなどして活躍してきた。日本理学療法士協会賞や宮崎県医療功労賞などの受賞歴もあり、2024年春に病院を退職し、整体院を開業。
勝博さんは「理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を生かし、来院者のリコンディショニングやコンディショニング、エクササイズの指導を通じて、痛みや不調の予防・改善・日常生活動作(ADL)の向上、生活の質(QOL)の向上を目指したい」と話す。
父娘での開業は、父・勝博さんの長年の夢でもあったという。勝博さんの妻は看護師をしているため、休日にはバイタルチェックや健康管理のアドバイスに加わることもある。「家族で来院者のケアに対応できる、アットホームな治療院にしていきたい」と美音さん。
営業時間は9時~18時。日曜・祝日定休(要相談で応じる可能性あり)。