
西都原古墳群(西都市三宅)に咲く約100万本のヒマワリが見頃を迎え、多くの観光客が訪れている。
毎年7月中旬に開花するよう植えられるヒマワリは、昨年は土壌を守るため植えずに休ませていた。今回の開花は2年ぶり。「鬼の窟(いわや)」などの古墳群の間には、広大なヒマワリ畑が広がる。
西都市観光協会によると、今年は7月13日ごろに一気に咲きぞろい、7月27日まで楽しめるという。26日・27日には無料で花の摘み取りも体験できる。28日には、秋のコスモスの準備のため刈り込まれる。
遊歩道「記紀の道」沿いの「稚児ヶ池」では、年々増えつつあるピンクの花の大賀ハスや、白い花のスイレンが水面に咲き、見頃を迎えている。大賀ハスは早朝に咲き、午前中には閉じることを繰り返し、4日ほど同じ花が咲くという。8月ごろまで楽しめる。