完熟キンカン「たまたま」と日向夏を使ったメニューを提供する「宮崎ひなたフルーツフェア2025」が現在、県内外の飲食店で行われている。
「ANZU CAFE アミュプラザ店」の「金柑ソースのフレンチトースト」
旬を迎えた「たまたま」と日向夏の認知向上や魅力発信を目的としているイベントで、今回で9回目を迎える。宮崎県果樹振興協議会日向夏部会の部会長・花田健二さんは「本年度の日向夏は味・酸味・甘味が良好にできている。今後も消費者の皆さまに多くの日向夏を届けられるよう頑張っていきたい」と話す。
フェアには、県内61店舗に加え、東京、大阪、福岡を含めた108店舗の飲食店が参加。宮崎市内の飲食店では「肉バル食堂 みやざき晴マチ」の「山芋のチーズ焼き 日向夏と金柑(キンカン)のマーマレードのせ」、「榮鶏庵(えいどりあん)」の「金柑と4種チーズピザ」、「ANZU CAFE アミュプラザ店」の「金柑ソースのフレンチトースト」、「洋康青果・ジュースハウスさくらんぼ」の「完熟きんかん『たまたま』ジュース」などを提供する。
イベントに先立ち1月27日、メディア先行試食会も開催。当日はフードからドリンクまで幅広い13種のメニューを並べた。参加店の一つであるバー「アルコリズム」(橘通西)は、「完熟キンカンとカリンとリンゴのカクテル」を用意。マスターの境田宏明さんは「キンカンをそのままかじったような味わいを再現した。トロピカルな香りとの相性を考えカリンを、シャリっとした食感を加えるためリンゴを合わせた」と話す。
コンフォートダイナーの竹井倫世副社長は「県外から観光客が増え、街がにぎわうタイミングなので、県内外の多くの人に楽しんでもらいたい」と意気込む。
3月10日まで。期間中は、対象メニュー注文客に宮崎牛やドリンクセットが当たるキャンペーンも行う。