「第4回ひなた教師ドリームカフェ」が2月1日、宮交シティ(宮崎市大淀4)3階「あじさいホール」で開催される。主催は宮崎県教育委員会。
第3回目のイベント風景(写真提供=宮崎県教育庁 教職員課人材育成担当)
県の公立学校で働く教師の採用と育成を担う県教職員課の人材育成担当が「教職を目指す中高校生のキャリア教育」の一環として実施する同イベント。2023年に始まり、過去3回とも保護者を含め100人以上が参加しているという。対象は中高生とその保護者。
同課の花房英晴さんは「いろいろな教師がいることがドリームカフェの良いところ。教師の魅力を知り、一つの職業の選択肢に入れてもらえたら」と話す。当日は小・中・高・特別支援学校から、世代・性別も多様な10人が、それぞれの仕事体験を語る。参加する生徒は3人の教師を選んで話を聞くことができる。イベント後には、県立宮崎農業高校(恒久)の生徒が手作りしたお菓子と飲み物の土産も用意する。
同課の水田幸児さんは「今回は、実習教師を含めた教師の仕事の魅力をはじめ、仕事と家庭を両立していたり、他の職種から転職したりした話を教師から聞ける会になっている」と話す。「前回イベント後のアンケートでは、参加者から『進路選択について視野を広げられた』『改めて教師の魅力を知ることができた』『教師になることを不安に思って諦めかけていたが、今回の講話を聞いて迷いが晴れた』といった感想が寄せられたという。4回目も、そう思ってもらえる会になれば」と期待を込める。
開催時間は13時30分~15時40分。定員は先着200人。参加無料。要事前申し込み(生徒のみ必要、保護者は不要)。