以前は宿泊施設だった「サンチェリーきたごう」(日南市北郷町大藤、TEL 0987-67-4737)が日帰り温泉施設として営業を再開して、1月21日で1カ月がたった。経営は日南市。
同施設は、建築基準法上で不適合とされる部分が見つかり、2021年4月に営業休止。休止期間中に民設民営から公設公営へと変更した。
内田昭一支配人は「約3年以上、地元の人たちをはじめ、多くの方をお待たせした。全面的に改修したことで外観も内装もよりきれいになり、さらに居心地の良い施設になった。お客さまからの『再開を待っていた。温泉が気持ち良かった』という声に励まされている」と話す。
「美人の湯」としても知られる同施設は飫肥(おび)杉を使った館内に、天然温泉の大浴場、サウナ、露天風呂を用意。露天風呂ではプロジェクターで映像も上映。3室ある家族風呂にも露天風呂を備えた。
内田支配人は「以前よりもさらに地域の皆さまに愛される温泉にしたいと考えている。多くの人に遊びにきてもらえたら」と意気込む。
営業時間は11時~20時。入浴料は、大人=600円、小学生以下=300円。家族風呂は1室1時間2,500円。第2・4月曜定休。