テイクアウト店「ちー坊と夏」(宮崎市阿波岐原町前浜、TEL 0985-73-8885)がオープンして、11月8日で1カ月がたった。
店主豊丸さん一推しのメニュー「プレミアムマルゲリータ」(写真提供=ちー坊と夏提供)
店主の豊丸知史さんは長年ドラッグストア業界に従事。現在は障害者グループホーム「すいみー壱号館」(佐土原町)を経営している。学生時代に習得したピザ作りの技術を生かし、「自慢のピザを食べてもらいたい」という思いから開業に至った。
店内にはテーブル14席を用意。「お客さまに食を通じて豊かになってほしいという思いを込め、テイクアウトだけでなくイートインも充実させた。誰とどこで食べるかが大事。そのためイートインスペースにもこだわった」と豊丸さん。
料理は妻の樹里さんが担当。県内の食材を生かしたメニューをそろえる。看板メニューは、「宮崎県民の口に合うよう改良を重ねた」というトマトソースを使った「プレミアムマルゲリータ」(1,800円)や、たっぷりのスパイスで「中毒性がある」(豊丸さん)という「ちー坊も病みつき 骨付きチキン鶏白湯カレー」(1,480円)。ほか、スイーツも多数用意。
豊丸さんは「宮崎の食材の素晴らしさを多くの人と分かち合いたい。障害者の人たちの就労の場としても機能させていきたい」と意気込む。「食を通じて地域に貢献できる店になれれば」とも。
営業時間は、11時~14時、16時~18時(イートインは11時~14時)。